岩手の被災教会と地域を支援する教会・団体のネットワーク
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各エリアの報告

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北三陸エリア  ダーン・バークナー(現地協力牧師/北三陸キリスト教会)

北三陸8 2011年3月の後、神は教会のない北三陸(岩泉、小本、田野畑、普代、野田)のための北三陸キリスト教会(=KSCC)を開拓して牧師として奉仕するようにと私を召してくださいました。2012年2月に北三陸地方での教会開拓と支援活動に導かれ、4月には支援活動ベースを岩泉に置きました。その年から岩泉で、翌2013年に野田での礼拝が始まりました。以来30の県と15ケ国からのボランティアを受けいれました。そのうち150人は個人的な繫がり・KSCCと協力している国内外の教会・2012年夏に作られた支援ネットワーク(3.11ICN・CRASH・CCMN)との協力関係を通して与えられました。皆様の応援を感謝します。KSCCの支援活動は、北三陸地方にある全ての仮設住宅(11カ所)でカフェ、心のケア、訪問、物資配布、子供プログラム、イベントによって定期的に奉仕しています。関係が築かれる中で霊的な必要にも仕えました。クリスマスには数百人の人々に福音をお伝えしました。そうした中で求道者やクリスチャンになった人々もいます。仮設住宅の半分の住民が新しい家に引っ越し、ミニストリーも新しい局面を迎えています。訪問や心のケアを続け、これまでに知り合えた方々との関わりも訪問やイベントによって続けていきます。KSCCは支援活動のための短期ボランティアを2016年まで受け入れます。KSCCはその後も地方教会としてずっと続けます。支援活動や北三陸地方の伝道支援に興味のある方は、直接バークナーまでご連絡ください。

宮古エリア  岩塚和男(現地協力牧師/宮古コミュニティチャーチ)

宮古スタッフ宮古における4年間の支援活動の回顧と展望
4年間の支援活動の回顧。
第一に初動が早かったこと。震災の1週間後から避難所訪問から始まり、2011年の3月下旬からは、3.11いわて教会ネットワークとの協力で4年間絶えることなく支援活動が続けられてきた。
第二に長期に渡り支援を続けて下さる教団・教会があったこと。UP、EPJM、日本キリスト合同教会、コンボイ・オブ・ホープ(長野の宣教師)、信州同盟、聖契長岡、聖約岡山、チャペルこひつじ、…などが今でもチームを派遣し続けて下さっている。
第三に現地スタッフの充実。2011年には、UPから永田道生兄、ホクミンから松井博子姉が派遣され、その後も芝本るみ子姉(宮古CC)、キャサリン・ポーター宣教師、粉家千鶴子姉(宮古CC、UP現地スタッフ)、田村勇士兄(合同教会)がスタッフとして支援活動を支えている。
第四に活動エリアの広さ。これまで20ヶ所ほどの宮古市、山田町の避難所、45ヶ所以上の仮設住宅、6~7ヶ所の学童保育及び保育園、3~4ヶ所のデイサービス及び老人ホーム、2~3ヶ所の復興住宅周辺の地区交流会。また、社会福祉協議会や一般のボランティアともタイアップして活動がされている。

4年間の支援活動を通して被災者との信頼は深まり、キリスト教会の地域への浸透がなされた。

今後の展望(必要と課題)
第一に、仮設住宅から復興住宅あるいは個人で再建された住宅へ移られた方々への支援の継続のあり方。
第二に、復興住宅、高台移転地などの新しい地域のコミュニティ形成に教会がどのように関わっていけるか。
第三に、福音宣教の前進の可能性。

大船渡エリア  フレッド・ウィットワー(現地スタッフ/大船渡ベース)

大船渡ベーススタッフ 大船渡での本格的な働きは2011年秋からポーラ・チェン宣教師とジェントマイカ神学生によって始められました。
最初の頃はひと月に20数箇所も仮設住宅を廻ることがあり、毎週訪れる短期ボランテイアグループが歌、演奏、食事、クラフトなどのイベントを用意し、多くの慰めと励ましをもたらしました。3年目の夏からはイベントの後に賛美歌を歌い、短い聖書のメッセージやお証しを、4年目の春からはお祈りもさせて頂けるようになりました。ボランテイアは少しずつ減少していますが、逆にスタッフ一人一人の賜物が生かされた活動(太極拳、英会話、パッチワーク、サタデーサンデースクール、子ども会など)や個人訪問が増えてきてます。働きの中で数人が信仰告白に導かれました。ただ、日曜礼拝にはなかなか足が向かない現実もあります。
ベイ宣教師夫妻が6月でアメリカに帰国しますので、これからの活動の方向の導きを祈っています。少人数でのベース運営に多少の不安を覚えますが、仮設の方々の多くは2016年までは今の仮設暮らしが続きそうです。そして、仮設の方々や個人への支援、伝道の方向も変化の時を迎えているのを感じる今日この頃です。
支援、関係作り、御言葉の種まき、祈り、そして何より神の愛が伝えられ、大船渡の土壌は大いなる救い主イエス様によって耕されました。私たちとしては、日本語を熟知し、田舎の文化に理解のある、そして何より神を愛し人を愛する良き働き人たちを、主がこの大船渡の地に新たに送ってくださり、少しずつ芽ばえている信仰の芽を育てて頂きたいと切に願っております。

一関〜気仙沼エリア  松本英美子(現地スタッフ/一関ベース)

一関スタッフ 一関ベースは2012年10月にクラッシュ・ジャパンから引き継がれて現在に至っています。現地スタッフの松本と、協力宣教師のシュトラウス師夫妻が一関市、気仙沼市、陸前高田市での支援活動にあたっています。
被災地では、大きな瓦礫は撤去され、区画整理、盛土、復興災害公営住宅の建築が進み、大型トラックの往来と重機の大きな音が町中に響いてます。仮設住宅では、自力再建された方や公営住宅に移転され方が増えたことで空室が目立つようになりました。それらに加えて支援団体やイベント等が少なくなったこともあり、仮設は以前に増して閑散としています。仮住まいが長期化する小さなコミュニティでは、人間関係が複雑化し、鬱になっていく人も稀ではありません。また、老老介護を含む超高齢化社会へと進んでいることからも戸別訪問(傾聴)していますが、そこで見聞きするのは人々の孤独と葛藤です。そのような訳で私の鞄には血圧計に加えて聖書もかかせなくなりました。
現在、一関ベースにはリーベンゼラ宣教団から派遣されたドイツの5名の若者がいます。言葉や文化の壁はあっても同じ主を信じ、同じ思いで被災地で活動をしています。どうか私たちがキリストの香りを放っていくことができますように、主の愛が被災者一人一人の心に届きますようにお祈り下さい。
最後になりますが、このようにして今日まで活動を続けられるのも、多くの団体、教会、ボランティアチームが主にあって誠実に仕え、とりなしの祈りをして下さったからだと信じています。心から有難うございます。

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