3.11記念集会の報告

 去る3月11日(日)午後2:30、「3.11記念集会」が保守バプテスト・北上聖書バプテスト教会を会場に行われました。県内外また海外から集った約120名の方々が、被災者、支援者のわくを越え、ともに心を静め、祈りを捧げ、みことばに耳を傾けました。

午後2:30から始まった集会では、主催者の挨拶と賛美の後、詩篇が朗読され、地震発生の2:46に会わせて1分間の黙祷の時を持ちました。会場には津波と火災で被災し、内陸に避難して来られた家族もおられましたし、被災した親類縁者のいる方もおられました。またボランティアとして何度も通った被災地で失われた多くのいのち、生き延びて明日を求めてがんばっている方々、主がこの一年を通してなさってくださった多くのわざ、様々なことを思い起こしながら黙祷の時を過ごしました。

コーディネーターの近藤愛哉牧師がスライドを用いながらこれまでの支援の働きを紹介しましたが、時間の関係上、なされた働きのほんの一部となりました。長大な被災地にあって、教会が関われる働きは小さなものかもしれませんが、それでも多くのボランティアと祈りをもって彼らを送り出してくださる諸教会の支援の中で、実に多様な働きが同時に何カ所でも行われて来ました。顔と顔を合わせ、心の通う支援を継続する中で、悲しみの中にあっても多くの出会いと喜びが与えられました。

大塚史明牧師がルカの福音書の「良きサマリヤ人」の譬えの中から、困難の中にある隣人を前に、祭司やレビ人のように目を背けて通り過ぎるか、サマリヤ人のように近寄って、自分の予定や計画を変更し犠牲を払ってでも仕えるかとチャレンジを与えてくださいました。また、主がこのような愛のわざができていない私たちに対して叱責としてではなく「あなたも行って同じようにしなさい」と暖かく送り出そうして下さっていることに気付かせてくださいました。

3.11いわて教会ネットワークからスタッフとして送り出されている方々や、他の宣教団、支援グループから派遣され、ネットワークに協力してくださっている現地スタッフは10名を数えるまでになりました。会場には今年から岩手に移住して働きを始める宣教師もおられましたし、3月末から新たに派遣される宣教師もおられます。今後は、こうした方々とのより緊密な協力関係、コミュニケーション、サポートがますます必要とされます。そして、専門スタッフの働きではなく、教会の働きとして受け止め続けて行くことが必要とされます。復興の道のりはまだまだ遠く、スタートすらできていない状況です。引き続き覚えてお祈りください。

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