ボランティア参加者からのフィードバック

先日、ボランティアに参加された方からのフィードバックをお届けします。


738148_10151142954557470_1977062547_o 被災地の情報がだんだん少なくなる中で、また自分自身も3.11について、記憶や気持ちが薄れているのが正直なところでした。現在どのような暮らしになっているのか、ボランティア活動は何をされて、何が必要とされているのか知りたい。また3.11の日から特に何もできなかった自分が今更ならが何かできないかという思いでメールさせていただきました。

実際*****市に来てみて、被災され、仮設住宅で暮らす人々との大きな温度差を感じました。その温度差は、私の住んでいる***との温度差、同じ岩手でも被災がない地域とあった場所との温度差、支援続けている人との思いの違いを感じました。また同じ被災場所でも住宅が半壊した人々か全壊した人々かにより、手当が違うことや失ったものなどにより、人々の複雑な関係性、見えない境界線があることに被害の重さを感じました。

私が知ったことは、復興は終わったのでなく、人々に物質的な面や精神的な面で傷を残し、今も支援が続けられているということでした。

今行われている支援は、長期的に関わっているスタッフが築き上げた信頼関係の上で、仮設住宅の人々と関係を持ち続けることが大きなことだとわかりました。いろいろな場所にある仮設住宅をまわり、一緒に料理をしたり、ものを作ったり。借り仮設へ訪問し物資を届けたりと。

ニュースで被災者の人が忘れられるのが怖いと言っていた意味がよくわからなかったけれど、実際スタッフの人も、同じ言葉を聞いたと聞きました。

今もフラッシュバックが続き、人を失った人は、まだ体験を話せないこと、小学校高学年から中学生ぐらいの子は津波の話になると、表情を強張らせるなど、心が癒されていないことを知りました。 夜寝れないため、キッチンドリンカーやアルコール依存性になりつつあるなどそのような痛みを知りました。不安を抱えていること、孤独であることを知りました。 特に若い家庭は仕事を見つけ、外に新しい家を建てていくなど、希望がありますが、そうでない高齢者はこのまま仮設で暮らしていくこと、これから孤独死が増えるのではないかと話を聞きました。

これからの支援では、仮設住宅の高齢者のための介護や看護が必要になるのでないかと聞きました。

また私の中で、大きく心動かされたこととして、仮設住宅の中で虐待家庭があることでした。津波が起こる前からあったと思いますが、地域の支援委員が気にかけているのに、社会的な児童相談所や保健師に言っても相手にしてくれないということでした。

私は現在看護師をしていますが、児童虐待を支援する保健師になりたいと思っていたので、ますますその思いが強くなり、とても熱い思いが迫ってきました。 他の仮設住宅をまわっても子どもたちを支援したいという思いが込み上げてきますが、同時に***に帰り何もできないと思わされ、とてももどかしいです。

長くなってしまいましたが、被災地の今、また多くの尊い支援者に出会い感謝しています。たったの2日間で申し訳ないですが、何もできませんでしたが、逆に泊まる場所や交通手段を与えて下さり、あたたかく迎えて下さったスタッフの人々に本当に感謝します。 また神様の支援の働きを見させてくださって本当に感謝しています。

被災者の人々が短期しかいないボランティアをありがとう。と迎えて下さってありがとうございます。 また来てね。と言ってくださる人々、また行けるかどうかわからない私にそのような言葉をかけて下さる、とても胸が痛みました。

その思いに応えることができたらいいです。

「わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。」ヨハネ1 1.3

(N.Y.さん)


*写真と本文は関係ありません

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