第二回温泉プロジェクト報告

6月21日〜22日、金ヶ崎町千貫石温泉東館で第二回温泉プロジェクトを実施することができました。

被災地から14名の方々をお招きし、温泉宿に泊まっていただき、ごちそうとお風呂と睡眠を楽しんでもらい、いっときでも気分転換になればと願っておりました。迎えるは私も含め4名の「傾聴」ボランティア。食事の間、皆さんの間を回ってお話を聴かせてもらいます。印象的だったのは、ようやく最近になって涙が出るようになってきた、というお母さんのお話。3ヶ月以上たって、ようやく普通の感覚に戻りつつある、ということなのでしょう。

同時に、「こんなに笑ったのは初めて」という話しも。もちろん、避難生活の中でも笑う場面がないわけではないそうです。たぶん、「何も考えず、屈託なく大笑いできる」ということがないってことでしょう。実際、今回の皆さんは、避難所生活を続けている方、自宅で避難生活をしている方、親戚や知人のお宅にお世話になっている方など、状況は様々です。受けた被害もご主人を亡くされた方、親戚を亡くされた方、お隣の方が犠牲になった方、仕事に必要なトラックや道具を失った方、家を亡くした方、家は残ったけどまだ手をつけられない方・・それぞれに心が痛むような心労がありますし、若い人たちがなかなか仕事を見つけられずにいる事への心配もあります。

何か必要なものはありますか、という問いかけに「家」と声を張り上げた方がおりました。もちろん、無理を承知で言っているのですが、やはり安心して暮らせる場所(それは安全とか便利という事以上の意味です)を願っています。仮設住宅ができればダイジョウブという話しではなく、社会生活全体が機能している状況がぜひとも必要です。

避難所生活の中で生まれて初めてお酒を飲めるようになったという方もおられました。今すぐどうこうという事ではないかもしれませんが、中にはお酒に頼らざるを得ない気持ちになってしまう方も出てくるかもしれません。細かい目配りが今後とも必要ですし、教会が差し出せる「安心」を何とか提供していきたいものです。

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